PHECTのキリティプル病院 3/2

ネパールの医療問題は医師や看護婦の確保、病院などの医療施設の整備とともに地域の人々にどのように医療サービスを提供するかが大きな課題となっています。ネパールには日本のような国民皆保険制度がありません。日本も含む、多くの国の援助により、病院や診療所がある程度整いつつありますが、患者にとっては医療費の支払が大きな問題となっています。
PHECTのキリティプル病院を訪問した時、ライ病院長は住民が安心して医療が受けられるよう、地域住民を組織化し協同組合方式による共済制度の普及に取り組んでいると話していました。ライ院長の話ではこの間、キリティプル地域で急速に協同組合が広がりつつあり保険制度の原型となるような共済制度(Micro-insurance)の取り組みが行われていると話していました。(小澤重久)






















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