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「健次君のご苦労さん会」

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「ネパール子ども基金(NCF)」代表の西村さんの呼びかけで、健次の帰国を祝って「ご苦労さん会」が開かれました。 そこでの話し合いの内容をお知らせします。みなさんもHEE-NEPからの「里子教育支援制度についてのお願い」で何か気づいたことや健次の報告への質問などがありましたら、ブログの左側にある「連絡フォーム」からメッセージに入力して送信ください。 JUKUさん:「約5カ月のネパール滞在、意外と焼けていないね!」 息子:「なかなかJUKUさんのようにネパール人にはなれませんね!」 西村さん:「チョーバス村にはいつ行ったの?」 息子:「3月のツアーの後、4月に文具の配布、帰国直前の7月7日に卒業生のナワラジの案内で里子の家をまわりました。卒業生の彼らに村との連絡担当をお願いできればベターと僕は思うけど」 西村さん:「チョーバス村の水道工事の進展具合は?」 息子:「計画した場所は堀っても水が出なかったので前途多難。動き出すのは雨期が終わり、ネパールのお祭りの終わる11月頃からでしょうか?、ナワラジが現場は雨期に鉄砲水が出る付近なので心配していました」 原田:「タンクの場所は専門家が加わり調査して決めるのではないの?労力は村人が提供するということだったけど?」 息子:「専門家はいませんね。村人は積極的に参加してくれています」 JUKUさん:「おなご先生のさくら寮ってどこにあるの?」 息子:「ポカラです。昨年母親と一緒に訪問しました。通訳のクリシュナさんの紹介です」 須崎さん:「卒業生はどのくらい?」 息子:「1期10人くらいかな、「さくら寮」は10年プロジェクトが終了するので、10期100人の卒業生がいます。教員資格を取得しても、なかなか職に就けないのが実態。公務員にはなれず、村の予算や父母の支援をもらえる人は一部。卒業後3年間はプロジェクトから補助があるので8期生~10期生は現在受けているけど、今後は自分の地域での受け皿の保証はないので他の仕事についたり、本当にもったいないと思います」 西村さん:「ウッタムさんから送付された「お願い事項」は、今まで決まっていたのかな?」 息子:「NCFとHEE-NEPのFBメッセンジャーを使ったビデオ中継の報告会の後、スタッフ3人で検討することになってましたが、文面

NEE-NEP から「支援制度についてのお願い」

里子教育支援制度についてのお願い 親がいなかったり、家庭の経済事情で学校に行けなかったり、または途中で学費が払えなくなってやめていく子どもたちに日本を始め各国で里親を募集して就学の援助をしています。 ネパールの学校制度は 8-4 制の 12 年間なので、里親になっていただく方には出来るだけ 12 年生までの援助をお願いしたいと思います。支援の開始学年は選抜した里子の学年によってそれぞれ違います。そして里親になって下さる方の希望によって支援期間も決めることができます。それは里親の書類の支援期間欄に記入していただきます。  私たち HEENEP が里親制度 Programme を続けていくために、里親の方々に以下の規則を守っていただきますようお願いいたします。 支援制度 についての規則 里子の教育サポートを中止にする場合 ·          里子の出席率が 80% 以下になった時。 ·          里子が同じ学年で2回落第して進級できなかった時。 ·          家庭 の経済状況が変わった場合支援をやめる可能性がある。例えばカトマンズに一家で出て来た場合や親が海外に出稼ぎに行って家庭の経済がよくなった場合など。 HEENEP が里親の皆様にお願いする事 1 .里子の教育支援は出来るだけ高校を卒業する 12 年生まで続けて下さい。 2 .ネパールの新学期は 4 月 15 日で、教材の準備を 2 ヶ月前からしないといけないため、   里子の 教育支援金は 決められた日までに(毎年2月末)お願いいたします。 3 .里親の住所が変わった場合はなるべく早くお知らせ下さい . 4 .里親になっていただく際には、決められた書類に必要事項を記入して下さい。 5 .里親がネパールに来られた際に、 HEENEP のプログラムがある場合は一緒に 参加をお願いします。 6 .里親が里子に会いに来られた際は、 HEENEP のメンバーが村まで案内をさせていただき     ます。  (ただし個別に里子に会うためにかかる交通費等は里親の皆様のご負担となります)  HEENEP から里親の皆様への連絡など 1.     7-8 月に里子の手紙、写真、試験の結果、

植林プログラム

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7月15日、HEE-NEPの里子とメンバーのウッタムさんとサガールさんが「教育プログラム」と「植林プログラム」に参加しました。これは山田養蜂場の支援するプログラムです。 今回はチョーバス村の里子達にも夏休みなので呼びかけ、カトマンズに近いエリアに居る子たちが参加しています。 卒業生のナワラジ・パハリ、カドガ・パハリ、齋勝洋子さんの里子のサクナ・パハリ、嶋まり子さんの里子のニサ・クンヲル、私の里子のロサニ・クンヲルが仲良く参加して、植林しているのがうれしいです。 ニサ・クンワル(嶋)サクナ・パハリ(斉勝)×ロサニ・クンヲル(原田)ナワラジ・パハリ、カドガ・パハリ サクナ・パハリ(左)ニサ・クンヲル(右) ロサニ・クンヲル(左)ニサ・クンヲル(後ろ) ウッタム代表 サガール渉外担当

ネワール族の「誕生日祝い」と「民族衣装」

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西暦でいうと7月15日がHEE-NEP代表のウッタムさんの誕生日だそうです。 ネワール族の正式なお誕生日のお祝いは、ネパール歴ですでに行われていますが、その時の写真を紹介しましょう。(ご自宅で母上と奥さまと一緒です) 4月に行われたウッタムさんの親戚・ネワール族の大ピクニック大会に参加した健次は、95人の大集合で深紅の民族衣装の女性陣に圧倒されたと言っています。

原田裕子さんの里子 ロサニ・クンヲル ⑭

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私の2人目の里子のロサニ・クンヲルちゃんはチョーバス村でお祖父さん、お祖母さんと暮らしています。3月のスタディツアーで会った時にカトマンズで働くお母さんの住所を教えてくれました。健次に滞在中に訪ねてくれるように頼んでおいたのが実現しました。この日は夏休みで母親の実家にいたロサニが急遽カトマンズに駆けつけて来てくれて、健次はお母さんとロサニに会うことが出来たそうです。 ロサニは9年生ですが、10年生を卒業したらカトマンズに出て10+2スクールに通うと言っています。 2017.7 左側のお母さんと中央のロサニ 2015.11スタディツアー 2015.11ロサニの家でお祖父さんとお祖母さんと

小澤理恵子さんの里子 バビタ・チャウラガイ ⑬

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里親の小澤理恵子さんは2014年のスタディツアーに参加しました。当時の里子のシャンタ・パハリちゃんに対面し自宅も訪問しました。その時、口紅をつけ化粧をしていた彼女がちょっと気になったと言います。そして翌年、彼女は学校をやめて駆け落ちをしてしまったのです。 ですから、新しい里子のバビタちゃんには卒業まで学校を続けて欲しいと強く願っています。 私が2015年のスタディツアーで会った時はまだほんの子どもという印象でしたが、今回の健次の写真を見ると、目のお化粧をした彼女はすっかり少女になっていてビックリです。バピタちゃんには4歳違いと2歳違いのお姉さんがいるのでおませになるのが早いのかな。そして3歳年下の 妹 と両親の5人家族です。 一緒に写っている子は妹? 2017.7 2015.11 スタディツアー

亀井隆さんの里子 サンギタ・パハリ ⑫

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里親の亀井隆さんはマラソンランナーです。忙しい仕事の合間にトレーニングを積み、記録にチャレンジしています。暑い日本の夏に合宿で鍛え、秋にはハーフマラソン、フルマラソンにチャレンジする予定だそうです。彼は2015年から「ネパール子ども基金(NCF)」の里親になりました。里子のサンギタ・パハリちゃんは、8年前にお母さんを亡くしたそうです。今は4歳違いのお姉さんとお父さんと80歳のお祖母さんの4人家族です。チョーバス村は畑しか仕事がありません。どの家庭もお父さんは日雇いの仕事を掛け持ちしています。 2017.7 2017.3 スタディツアー 2015.11 左から2番目のサンギタ

亀山薫さんの里子 ススミタ・ガウトム ⑪

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2007年8月、JICAシニアボランティアとしてネパールに赴任してた小澤JUKUさんの紹介で「ネパール音楽の夕べと現地報告会」を企画、サーランギの師匠バラット・ネパリさんの演奏とネパ-ルの現状を学びました。報告会でネパールに興味を持った参加者6名が「ネパールのJUKUさんの活動を訪ねる旅」を企画しました。そのメンバーの一人がススミタちゃんの里親である亀山薫さんです。 帰国後の報告会で、ネパール現状を知った参加者から、「自分たちも何かできることはないか」と声が上がり、ネパールの貧しい家庭の子ども達への就学支援をしているNGO・HEE-NEPと連携して「ネパール子ども基金(NCF)」が18名で誕生しました。今では33名の里親が山岳地帯のチョーバス村の子ども達の就学を支援しています。 ススミタちゃんは4歳上のお姉さん、2歳違いの妹、7歳違いの弟、両親、祖父母、伯父の9人の大家族です。畑の作物だけでは生活が出来ないので、お父さんはカトマンズで日雇いの仕事を続けています。 2017.7 ダメージジーンズが似合うススミタ 2015.11 お揃いに服を着たススミタ(右)と妹とお母さん 2015.5 地震直後の家

山下幹祐さんの里子 サビナ・チャウラガイ ⑩

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サビナちゃんを幼い頃から支援している里親の山下幹祐さんは、転勤で関西に在住しています。サビナの成長ぶりは目を見張るものがありますね。このブログを通じてネパール情報、東京の里親の様子など情報配信していきますので、里親の会では会うことが叶いませんが情報共有化していきましょう。関西からも質問、感じたことなどいろいろ気軽にコメントください。 2017.7 家族写真と間違いそうに成長したサビナ(おじさんとその息子) 2015.11小さい女の子が見上げる憧れのお姉さん? 2014.11お姉さん3人組 サビナ・サクナ・サンギタ(ママ) 2014.11スタディツアー JUKUさんとサビナ

遠竹博さんの里子 ニロズ・ガウトム ⑨

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遠竹博さんが息子のように応援していた最初の里子ガネシャ・パハリ君は、2014年にHEE-NEPの就学支援を卒業しました。その後、結婚して奥さんと子どもを連れて2015年末のスタディツアーイベントに参加してくれました。 2人目の里子のカマラ・パハリちゃんは経済的理由から家族でチョーバス村を出て行くことになり、同じタイミングで就学支援からHEE-NEPの活動支援に変更を希望していた九州在住の小島恵子さんの里子のニロズ・ガウトム君を引き継ぎ支援することになりました。ニロズは3歳違いの弟と両親の4人家族です。畑の作物では半年しか暮らせないので、お父さんは日雇いの仕事に出かけています。 2017.7 2017.3スタディツアー お母さんと弟 2015.11スタディツアーに家族で会いに来てくれたガネシャ君

渡辺勝子さんの里子 サビナ・パハリ ⑧

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渡辺勝子さんの里子だったサングラム・パハリ君は2014年に学校をやめ、カトマンズで車掌の仕事しながら結婚をしたそうです。ネパールではローカルの小型バスに少年のような車掌さんがアクロバットのように器用に乗り降りしながら運賃を徴収します。どこから乗車したかを間違いなく把握しているのに感心すると健次は言っています。 新しい里子のサビナ・パハリちゃんは2歳違いの弟と両親、祖母の5人家族です。生計は自分たちの畑で採れる作物だけでは賄えないので、日雇いの仕事をしなければ食べていけません。彼女も家の仕事を手伝いながら学校に通っています。 2017.7サビナとお母さん 2015.11写してもらった写真iPadに見入る子ども達とサビナ右

最上八千代さんの里子 タラ・ラマ ⑦

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福岡県在住の最上八千代さんは、サンタ・パハリ君が12年生でHEE-NEPの就学支援を卒業するまで彼の里親でした。2015年からは2人目の里子タラ・ラマちゃんを支援しています。 2015年のネパール大地震でタラのレンガの家にも多くのヒビが入りました。HEE-NEPはフェイスブックで里子の家の様子と家族の写真、里親の名前をアップして、日本の里親達に速やかに里子の無事を伝えてくれました。 左がタラ・ラマちゃん 2017.3スタディツアー 2015.5大地震直後の家の前でタラとお母さん

五十嵐幸子さんの里子 ディピサ・バンダリ ⑥

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私たち「ネパール子ども基金(NCF)」が貧しい家庭の子ども達の就学支援をはじめた2008年、「チョーバス村の子ども達を里子にしてほしい!」とHEE-NEPに名乗り出たのは五十嵐さんの里子ディピサちゃんのお祖父さんでした。彼は私たちがスタディツアーでチョーバス村を訪ねる時、必ず食事をとる村で唯一の食堂を営んでいます。 ディピサのお母さんは村の学校 Shree Seti Devi Secondary で臨時教員として働いています。ディピサは彼女によく似た人懐っこい妹といつも一緒です。 妹・ディピサちゃん・お母さん 2017.3スタディツアーの村人との夜の宴

山岡満さんの里子 マリカ・ケーシー ⑤

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2015年11月のスタディツアーで初めてネパールを訪れた山岡さんは、里子のマリカ・ケーシーちゃんと対面して彼女にぞっこんになりました。昨年4月私と健次がチョーバス村を訪ねた時、ウッタムさんが「里親の名前は?」と里子達に訊ねると、里親の名前を言えたのはマリカだけでした。それを聞いてますますご満悦になった山岡さんは、今年3月のスタディツアーにはご夫婦で参加しました。ところが残念なことにマリカは学校の代表で出席する大会に出かけ不在、そっくりな妹さんを囲んで3人で写真を撮って帰ってきました。 マリカ(右)と妹 2017.3スタディツアーでマリカの妹 2015.11スタディツアーでマリカと父母、祖母

松村陽子さんの里子 ナミタ・パハリ ④

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里親の松村陽子さんは2015年11月、AWEPアジア女性自立プロジェクトが進める「ネパール地震女性支援キャンペーン」の一環で行われた「ネパールから来たさをり展・お話し会」に参加しました。そこで「シャクティ・サムハ(ネパールの人身売買被害者組織)」の留学生ラクシミさんのお話を聞き、ネパールの現状を知って2016年度からNCFの就学支援活動に参加し里親になりました。   2017.7 お母さんとナミタ 2016.4 ナミタ左から2人目 2015.11櫻井さんとナミタ

大倉登志子さんの里子 ミナ・パハリ ③

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里親になったばかりだった大倉登志子さんは、2014年11月のスタディツアーに参加しました。ところがカトマンズについてみると、里子のビジュル・パハリ君が家計を助けるためにすでに学校を退学していることを知らされました。 彼女は険しいデコボコの山道を数時間揺られて、到着したチョーバス村の学校で新しい里子に対面します。その子は偶然にも最上八千代さんの元里子のサンタ・パハリ君の妹のミナ・パハリちゃんでした。 サンタ君が里子だった頃の家族写真のミナちゃんは、まだ幼くお母さんにへばりついています。 2017.7 2014.11 初対面のミナちゃんと大倉さん 里子当時のサンタ君とミナちゃんの家族

末永めぐみさんの里子 ススミタ・パハリ ②

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転勤で福岡に居住している末永さんの里子ススミタちゃんは、2年生で里子の中で一番年少です。2歳違いのお兄ちゃんと3歳違いの弟の3人兄弟で家族は5人です。両親は畑仕事や時々入る日雇いの仕事で家計を支えています。彼女はまだお手紙が書けないのでお父さんが代筆したものを里親に届けています。2015年のスタディツアーで会った時にはまだ幼児という感じが抜けきらなかったのですが、今回は髪も結んでお姉ちゃんになっています。 2017.7 2015.11スタディツアー 2015.11スタディツアー

川池綾子さんの里子 ロジナ・クンヲル ①

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川池綾子さんの里子のロジナちゃんはスタディツアーでチョーバス村を訪ねると、いつも笑顔で出迎えてくれます。教育資料の配布会にも常に参加してくれていると健次から聞きました。 私の里子ロサニと同学年のせいか仲良く、一緒のところを見かけます。もうお母さんと同じ背の高さになったのですね。2015年のスタディツアーで自宅を訪ねた時はまだだいぶお母さんにはおよびませんでしたが大きくなりました。 川池さんは彼女を最初からずっと里子として支援しています。 2017.7 2015.11スタディツアー 2015.11スタディツアー