規約


ネパール子ども基金規約


名称  この会は、ネパール子ども基金(Nepal Children Fund 略称:NCF)とする

目的  ネパールの NGO HEE-NEP(Healthy Education & Environment-Nepal)
  「健全な教育と 環境保護のための組織」の里親制度*1 を通じて、貧しい家庭の子どもたち
    の就学支援を行う。


活動 ① NCF は会員が納めた支援金をまとめて HEE-NEP に届ける。
   ② 募金および事業活動を行う。
   ③ ネパールの情報や HEE-NEP の活動を会員内外に発信し普及する。
   ④ その他必要な活動を行う。

会員  ①里親会員   会の趣旨に賛同して入会し、会費・里子支援金*2 を納め里親として支援を
     行う会員。
    ② 運営支援会員 会の趣旨に賛同して入会し、会費・運営支援金*3 を納め、運営支援を
               行う会員。

会費  ① NCF 会費は年額 500 円とする。
          ② 里子支援金は年額 11,000 円とする。
          ③ 運営支援金の額は里親支援金に準ずる。

組織  ① 総会を年 1 回開催する。 総会は、出席した会員と委任の合計が、会員の過半数により
               成立する。
          ② 支援活動を円滑に行うために運営委員会を設置する。
               運営委員の中から共同代表、事務局長、会計担当を選出する。

会計  ① この会の会計年度は 8 月 1 日~7月 31 日とする。
          ② 会費・支援金の納付は毎年 10 月とし、支援金は HEE-NEP に届ける。
          ③ 会計年度途中で退会しても支援金と会費は返金しない。

制定    2018 年 10 月 30 日
改訂 2021 年 12 月 31 日


【規約の注釈説明】

*1  里親制度    HEE-NEPの里親制度は、日本の有志グループを通じて支援金を集め、
     カトマンズ近郊 や周辺地で家庭の経済的事情で学校に行けない子ども達の就学を
     支援しています。
     NCFの活動目的に賛同して会費、里子支援金を納めた会員は、ネパールの貧しい家庭の
     子ども達を学校に通わせる支援者として、里親になっていただきます。
     HEE-NEP は現地の学校長と相談の上、貧困家庭の子どもを里子候補として選考します。
  里親会員には、NCF を通じて里子のプロフィールなどが届けられます。
     里親会員には可能な限り 12 年生卒業までの支援をお願いしています。
     ただし里親になってくださる方の希望によって支援期間を決めることもできますので、
     その旨をお申し出ください。
     なお、里親になり、その後、里親を続けられなくなった場合は、他の方に里子を引き継ぐ
     都合上、9 月までにお申し出ください。

*2  里子支援金の用途    HEE-NEP では支援金を里子への文具類、鞄(リュック)、靴、制服
      や防寒着などの支給 の費用に当てます。

*3   運営支援金の用途     運営支援金は HEE-NEP の運営の費用に当てます。



【2022 年度運営委員会の体制】   

    新規約にもとづき、会に運営委員会を設置します
    総会では、下記の会員を運営委員として確認しました。

   共同代表:亀山 薫 、小澤重久
   事務局長:原田裕子   
   運営委員:須崎歌子 、山岡満
   会    計:嶋まり子 、川池綾子



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「ネパール子ども基金」の規約改正の提案 

 ネパール子ども基金(以下 NCF という)規約の改正を提案します。 
 提案理由、改正案は次の通りです。

 NCF の規約改正議論の背景 

   NCFの活動の広がり 
〇支援のあり方が多様化、里子支援、基金、運営支援、地震被害の復興支援 
〇定期的なスタディツアーの実施、報告会の開催、報告書の発行、Web サイトの開設 
〇現地協力員の存在
〇HEE-NEP の安定した活動の確保、チョーバス支援の継続と財政確保のための支援の検討
〇現物支援(衣服等)などの検討 

 会員の広がり
〇日本生協連の職員・OB 以外の新たな会員の参加 
〇里親でない方のスタディ-ツアーへの参加等 
〇会員にお誘いしても、現状の規約が実態に 合わない 

 NCF の持続性の確保が求められている 
〇活動の広がりと会員の広がりに相応し安定 した会の運営、財政基盤の確保
〇里親支援とともに HEE-NEP の運営支援、 チョーバス村の支援の継続 

 財政の現状と課題
〇NCFは現在、引き継いだ過去の財源と会員の献身的なボランティアで運営されている。
 里親の会や懇親会の参加費残と遠竹さんの報告書印刷支援や現地協力員の健次さん等のボラ
 ンティアで支えられている。
 印刷代の確保、健次さんへのチョーバス村に関わる費用支援なども検討課題。 
〇引き続き、スタディツアーを実施し報告集を発行したり、Web サイト充実や加入の呼びかけ
 をしたりして活動の広がりをめざす。長期的に見て活動の財源の確保が求められる。 
〇チョーバス支援に関わる経費の捻出、運営支援等のための財政活動、NCFの財政基盤の
 強化のための事業活動も求められる。ex 里子カレンダー 
〇財政の考え方の整理 
・会費を徴収する。当面の財源確保の意味合だけでなく今後の会の運営を考えた。
 長期的な視野で会費のあり方を考える。当面は会員の負担とならないよう500円とする。 
・事業活動を行い、HeeNepのチョーバス村支援に資するとともに、会の活動財源とする 

  規約改正の課題 
  NCFの活動をわかりやすく知らせ、会員にお誘いする上で分かりやすい会の規約とする
  こと、また現在の活動状況に合わせた、会員資格や財政問題の整理を行う。

 会 員 
 ①里親会員     会の趣旨に賛同して入会し、会費と里子支援金を納めた人。  
    ②運営支援会員   会の趣旨に賛同して入会し、会費と運営支援金を納めた人。

  里親会員、運営支援会員、里子支援の内容説明は規約本文ではなく、注釈として別途定める。


 < 旧 規 約>





 


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