HEENEPから里子家族支援の要請

 2020年6月8日

ネパール子ども基金・代表 西村一郎 様

里子家族支援の支援要請について

親愛なる西村様
 私たちは、ネパール子ども基金(NCF)の皆さんとご家族の状況を知りたいと思っております。日本におけるCOVID 19(新型コロナウイルス)のパンデミック状態の中、皆さんのご家族の状況はいかがでしょうか?
  日本は非常に優れた家族のための保健制度を持っており、COVID 19の感染拡大を制御しているとのニュースを聞いております。私たちHEENEP家族は、あなた国のCOVID 19の感染状態が改善するよう、再度祈りをささげたいと思います。

 さらには、熊本県で、44人以上の市民が亡くなるという大洪水に直面し生活が壊滅的な状況になっています。そのニュースに私たちは心を痛めています。私たちは、心の底からご家族と日本の皆さんに深い哀悼の意を表し、永遠の平和を祈りたいと思います。

 ネパールでは国民の多くが、COVID 19のパンデミック状態により生活悪化の状態に直面しています。ネパールのロックダウン宣言は、2020年3月24日に始まりまました。その時のCOVID 19感染者は1桁の数でしたが、現在、2020年7月7日では16168人となり、死者は35人に達しました。したがって、データからはCOVID 19の感染数が徐々に増加していることが明らかです。

 そのような状況の中、私たちはロックダウン状態にあります。ネパール政府は人々の動きを制限しており、個人およびEssential Service(生活に必要な公共サービス、医療とかゴミ回収等)車両だけが移動することが許可されており、車両番号が偶数と奇数の日付にそれに応じて移動するようになっています。COVID 19のパンデミック状態は、ネパール経済に非常に悪い影響を及ぼしています。したがって、ネパールでは日常生活が非常に困難な状況なっており、遠隔地では限られた経済活動も停止しているため、さらに深刻な影響を受けています。

 この状態では、ネパールの遠隔地での日常生活は非常に困難です。添付文書を参照いただき、里子家族が生活を改善し、その状態を克服できる可能性のある支援を探すことできればと、お願いできたらと思います。
 あなたからのご返事を期待しております。安全で健康な状態を保ちましょう。ありがとうございました。

心をこめて 
ウッタム・ダス・シュレスタ・HEENEP 会長 


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