シャクティ・サムハ 3/2

シャクティ・サムハはネパールの人身売買被害者(サバイバー)の当事者組織です。
2012年に「NPO法人さをりひろば」の国際ボランティアカレッジ留学生として、シャクティ・サムハのリナ・BKさんが来日し、さをり織を1カ月学んで帰国しました。
その後、ネパール子ども基金の「2014年スタディツアー」からシャクティ・サムハを訪問する企画が始まりました。
1996年インドのムンバイの買春地帯で大摘発が行われ、被害者が売春宿から救出され、128名のネパール女性が帰国しました。
帰還者のうち10代の女性15人がシャクティ・サムハを立ち上げました。
その後の困難な中での被害者のためのシエルターの運営や職業訓練などの活動が認められ、2013年にはアジアのノーベル賞と言われる「マグサイサイ賞」を受賞しました。
震災で人身売買の被害は増える傾向にありますが、ネットワークをつくり活動を進めているという前代表のお話を聞きました。(原田裕子)




コメント