里子たちの家々を訪ねて 3/3

チョーバス村での里子との面談です。ガタガタ道を車で海抜2000メートル以上まで登り、着いても体は揺れっぱなし(これでも随分道は良くなったということです)
私たちの里子はどんな子なのか?期待と不安でいっぱいでしたが、結局(日本でいう○○大会出席)会えませんでした。校長先生のお話では元気にしているとか…残念。でも家族に会えたのは良かったです。(山岡悦子)

私の里子、マリカ・ケーシーは優秀な子らしく、学校の代表としてカトマンズの発表会に泊りがけで参加しているとのことで、とても残念だけど会うことはできませんでした。その代わりマリカによく似た顔の妹と家族に会うことができました。(山岡満)

里子たちの案内で山を下って、下ってマリカの家へ着く。かわいいヤギと雨季が来る棚田の作業までの骨休みか目がくりくりしたかわいい水牛たちに迎えられる。
子ヤギと鶏は放し飼いで好きなところを闊歩している。地震で母屋を出て家畜小屋の2階で生活しているというが、母屋の柱などは古い彫刻が施され、村では立派なほうではないかと推察される。小屋の中はベッドがあり、入口の土間でたき火を焚き、ここで食事を作っているのだろう。そこから棚田のあぜ道をいくつも通り過ぎ尾根道を過ぎるとスニタとラクシミの家がある。その途中には山からの湧水が出ている。この道を毎日通学しているのだ、しかも裸足で、草履で。途中では子供たちが木登りをして遊んでいた。ここでは砂埃もなく自然が残りたくましさが感じられる。(五十嵐幸子)








コメント