最下層ダリットの里子支援 3/6

ネパールのカースト制度の最下層ダリットの子ども支援シュリジャナ・サムハ。
前回の訪問時に依頼を受けて設立したプロジェクトで、こちらには75万円を基金としている。JUKU 夫妻の協力も得て昨年春から2人の支援をしていたが、私学のため年に4万円はかかるので、もっと多くほしいとの要望が保護者から来て困っていた。
5人の役員で事前に相談し、ダリットの子どもが多く通う公立の学校(保育園と小学校)の先生に相談し、校長が推薦する子どもを支援することにしたいとのことであった。そこで翌日の半日を使い、学校を訪ねて先生たちから話を聞き、学年別に年間の必要経費を聞くと6千~8千円ほどであった。そこで優先度の高い子ども3人を紹介してもらい、その子や迎えにきた母親にも会った。
足の骨に癌があって手術をした6歳の男の子や、母子家庭の4歳の女の子もいた。
小さな売店後方をカーテンで仕切って暮らしていたり、太陽の光がまったく入らない6畳ほどの1部屋での4人暮らしもあれば、強い悪臭のするドブ川の側に並ぶバラック小屋もあった。ネパールの社会制度を変えないと解決しない貧困だが、私にできるごくささやかな支援も3人の家庭にとってはいくらか意味がありそうだ。3人ともはにかんだ笑顔がとても可愛かった。(西村一郎)


コメント