「2019ネパールスタディツアー」⓪出発準備 10/27
末永さんから「ラジオ体操をするなら、私のCDをお貸しします」、亀井さん、末永さんから「各地のマラソン大会でいただいたTシャツやスポーツタオルを提供します」と申し出がありました。Tシャツは小澤さん、原田さんの友人からも協力いただきました。「100m走を行うならメダルを掛けてやると喜ぶと思う」と里親の廣瀬さんはお孫さんとメダルを手作りしてくれました。太田さんは紅白に分かれて競技をするなら、競技ごとの勝敗の配点表を作りますと作成してくれました。原田さんの友人には紅白の鉢巻きを縫っていただき、原田さん、須崎さんにはその鉢巻きのアイロンがけをしていただきました。
また、備品の準備も何が揃えられるのか、行って見なければわからない状態です。今回、先発隊として小澤さんが10日ほど早く現地入りしてくれたので助かったことが大きかったです。スピーカー等の音響設備、綱引き用の綱、玉入れのゴカ、ライン引き用石灰等々一番心配したことでしたが、何とか間に合わせていただきました。(亀山薫)
昨年はNCFにとって記念すべき年となりました。10年目の節目で新しい運営体制を確立すると共に、ネパールの子どもたちの写真で「2019NCFカレンダー」を制作し、「カレンダー募金」を募ったのです。その募金の中から運動会費用を捻出し、今回のツアーの目玉「日本の運動会の出前」となりました。「運動会実行委員会」では試行錯誤を繰り返し、何度も手順書を書き直しました。紅白のハチマキ、順位旗を縫い上げ、賞品のTシャツやタオルの寄付を募り、古着を集め大きなダンボール箱を羽田空港に宅送しました。(原田裕子)
昨年、このスタディツアーに参加したことで新たな出会いもあり、ネパールという国に接して私の世界も広がりました。今回は、運動会の運営にも少し関わらせていただいたことでまた、一回り大きく広がっていったと感じました。出発1週間前、池袋の居酒屋で原田さん、亀山さん、山岡さんとネパールにいる小澤さん、ウッタムさんと交信しながら打ち合わせをしたことも忘れられません。3人はすでに旧知の間柄ですが、私自身は3人についてほとんど知りませんでしたから、どの程度自分の考えをだしていいものかと考えながらの話し合いでした。そのうち、6年生と10年生だけが参加するのでは、最初から最後まで全員が休む間もなく出っ放しでなければならないことがわかると息詰まってしまい、長―い沈黙というか「袋小路に入り込んでしまった感」でその日は解散となりました。この問題は、当日の出席人数が少ないこともあって2~10年までの偶数学年が参加することで解決したのですが、こんなことを通して3人の人柄や持ち味もわかり、運動会成功のために気持ちが盛り上がっていったのは大きな手ごたえでした。(石田千恵子)
ツアーメンバーが出発する1週間前の石田さんを交えての実行委員会では、現地の小澤さんとfacebookメッセンジャーを使ってのテレビ会議を行って、最後の準備確認を行いました。Wifi環境が悪く、小澤さんは場所を移動するなどして会議に参加してもらったことも、今からすれば楽しい思い出となりました。賞品や参加賞はどうするかということも競技種目や参加人数の変更に合わせて、並行した準備が必要です。競技種目の変更、参加対象人数変更のたびに原田さんを中心に大変な作業となりました。(亀山薫)
昨年と違い今回は準備が大変、というより楽しいことになりました。古着の準備では、友人、知人に古着をネパールの子どもたちに持っていきたいので協力してと、あちこちに声をかけると集まる、集まるすごいことになり一部屋が古着の山となりました。それを一枚ずつ吟味していく作業が毎晩2~3時間。この服は私の里子ちゃんに似合うかしら、この服はあの子へ、これはあの子のお父さん、お母さんに、私たちの古着がネパールの家族に役立ち着てもらえる。一着でも多く持って行ってあげたいと思い段ボール箱に詰め込みました。今回のメインテーマは「運動会」を体験してもらおうということ。ネパールの子どもたちは全く「運動会」というものを知らない、本当に楽しんでくれるのだろうか…。ツアー前に実行委員会が何度も準備を含めて開かれたと聞いて、古着と苦闘していた私としては申し訳なく思いました。実行委員の皆さん、本当にご苦労様でした。(山岡悦子)
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