「2019ネパールスタディツアー」⑬セティデビ小中学校の里子 11/1~2
昨年のツアーのあと、里親になることを申し込むと小澤さんから、私の里子は「ラシュマン・パハリくん、9歳」との連絡をいただき、私は女の子ばかり3人の子育てで男の子を育てたことがありませんでしたので、彼との出会いがとても楽しみでした。紹介されたラシュマンくんはグリーンのシャツを着て小柄な目のきれいな少年で、〝里子“というよりも〝里孫”です。実は、こうして里子、里親として対面する前に私はラシュマンくんと出会っていました。というのは、運動会に参加できなかった奇数学年の子どもたちが綱引きをしていた時、立っている私のすぐそばでほっぺを膨らませて綱を引く少年に引き付けられ、思わずカメラを向けた子どもがラシュマンくんだったのです。そのことがわかったのは大分時間がたってからのことでした。“縁”とでもいうのでしょうか、不思議な感覚でした。
翌日、家庭訪問に行くと小さな家に母親と姉、弟の3人で暮らしていましたが、3年前にお父さんを亡くした家庭の生活の困難さが伝わってくるようでした。(石田千恵子)
私の里子、マリカケーシーは来年3月で卒業。この一年余りで、つまりチョーバス村の小中学校は10年生学級までしかないため11~12年生の間は村を出てカトマンズで勉強することになります。そのとたんにずいぶん大人びてきれいになっていました。
子どもたちが大きくなるのは本当に早く少し寂しい!この先、私の里子が自分の進路を主体的に見つけて強く歩んでくれること、そして故郷チョーバス村を忘れないことを心から願うものです。(山岡満)
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