バクタプール・女性協同組合 4/1

ツアーで必ず訪れるバクタプルにある「女性組合」を訪問。ここは信用組合で組合員の用途に応じて資金を貸与する組織。対象が女性のみという組合。若い事務局長が英語でこの1年間の好調な事業状況を報告してくれました。スタッフが皆明るくとても積極的で若いスタッフが多いことに頼もしさを感じました。
WSDOとの共通点は対象が女性であることと、いずれも女性が経済的に自立(現金収入が無い女性がしたいことを実現させるために現金を得る)するための支援をするところで、ネパールならではの女性による女性のための組織でした。どちらも無権利な女性がより良い生活と女性の自立、そして子どもの健康や学習の大切さに目を向け行動する強さと賢さを知ることができました。
「母は強し」「母親が変われば社会が変わる」の言葉があり、日本の60年代の母親たちの大きな運動が小児マヒ防止の生ワククチンの輸入を実現させた歴史を紹介しました。
生活と女性の権利向上、子どものしあわせ、そして平和を願い行動している日本のNGO団体「新婦人」の地域組織で微力ながら活動している私自身を勇気付けてもくれる2つの女性団体の訪問でした。 (須崎歌子)

ナリセア女性協同組合も着実に組合員数が増え、震災時に取り組んだ組合員への生活物資の提供などの経験を生かし、信用事業から新たな事業展開を模索しています。この間、NCFとの交流の中で日本の生活協同組合のことを知り、その経験を学びたいとの問題意識を持っていました。 (小澤JUKU)










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