タメル・最後のHEENEPとの話し合い 4/2

HEENEPとは、現在のウッタムさんの窓口一本化から、サガールさんやロヒトさんにも情報が伝わるよう英語と日本語での連絡調整が必要と思いました。今回、最終日の会議は主に英語で行いましたが、サガールさん、ロヒトさんも積極的に議論に参加してくれました。会議を英語で行うのも一つの解決策と考えます。今後、会計報告は英文とし活動報告も簡単な日本語(あるいは英語で)で作成を依頼すれば、それほどHEENEPの負担になるとは思われません。

この間、議論してきた「手紙」の問題も何人かの里子は成長し既に英文での手紙でのやりとりも可能となっています。私の里子、スミティちゃんは英語で手紙をくれました。また、山岡さんは英語の手紙を準備していました。
今後、NCFとHEENEPの活動をよりスムースに行うためにも、実務体制の整理が必です。問題は NCFとHEENEPの対応力であり、引き続き検討課題だと感じています。(小澤JUKU)

今回、支援費の値上げの話はありませんでした。しかし、新しい里子を事前の話もない従来の小学校とは別の小学校を突然紹介されるという出来事があり、戸惑いがありました。
HEENEPから提示された今年度の事業計画は就学支援、環境教育、子どもの健康診断等予算案も含め日本人の感覚からすればかなりの背伸びのしたものでした。そうした点を指摘すると、やりたいことを事業計画として並べたが収入が少なければ計画は取り止めればいいと平然と言う。そして、ネパール政府の予算はもっとひどいとも言ってのけた。

話をするなかでネパール人の物事の考え方がある程度理解することができた。ネパール人との付き合い方は「子育てに似ている」、国としても、またネパール人一人一人も日本人の感覚からいえば少年期から成長過程にある人と思って付き合うべきだ。また、ネパール人の生活感覚がかなり日本人のそれとは違うという指摘(JUKUさん)も理解できてきた。
ウッタム、ロヒト、サガールの3氏は誠実な人柄で、ボランティアでよくここまでやるなという熱意も感じました。
私はHEENEPの活動に賛同してこの基金へ参加してきました。里親として11、000円を拠出し、里親・里子の関係をつないでいただき、今回、里子に会ったことで大変感動したし、基金に参加してきてよかったと感じました。
HEENEPの自主性を尊重しながら、運営費が増え子どもに回るお金が減少するような運営上で懸念がある場合は懸念を伝え、一緒に考え解決に協力することも大切です。(亀山薫)


HEENEPのウッタムさん、サガールさん、ロヒトさん、ウッタム夫人と一行

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